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【訃報】俳優の萩原流行さんの事故死とうつ病者の運転免許について


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From:宮里竹識
下北沢のスタバより、、
 

1.萩原流行さんの訃報


2015年4月22日夜、
俳優の萩原流行さんがバイク事故で亡くなったとの一報が入りました。
萩原流行さんは20年以上も前からうつ病と闘っており、
舞台やドラマの撮影の本番でも、
「一言も出なくなってしまうことが50回くらいあった」
と語っています。
うつ病の本当の苦しみは、
本人や一緒に生活している家族など、
一部の人にしか理解されていません。
今回の交通事故、
萩原流行さんの冥福を祈りたいと思います。
 

2.うつ病者の運転免許への影響


ところで、うつ病者が所持している運転免許ですが、
症状や医師の判断によっては免許が停止されてしまう
ということを知っていますか?
詳しくはこちらの記事を参照ください。

道路交通法の改正により、うつ病者の運転免許が停止される可能性があります!
冒頭の萩原流行さんのバイク事故も、
抗うつ薬の副作用が原因で事故を起こしたのではないかという
一部報道もありました。
確かに、抗うつ薬には副作用があり
うつ病の症状と合わせて考えると
車の運転は控えるのが望ましいこともあります。
しかし、一律にうつ病者の運転免許は停止せよ
という世論になってしまわないかが心配です。
確かにうつ病の症状が悪化しているときは車やバイクの運転は控えるべきです。
でも、それを言うなら風邪を引いて体調が悪化している人も
高齢で判断力が落ちている人も同様のはずです。
「うつ病者の運転は悪だ」
と社会が認知しないようにしてほしいものです。
 

3.うつ病者は自己判断で運転の自粛、家族への協力を求めましょう


鬱病の症状が悪化していたり、薬の副作用で判断力が鈍っているときなどは、
信号や歩行者に気づくのが遅くなるなど、運転に悪影響を与えます。
可能であれば、自らの判断で運転を自粛しましょう。
一度事故を起こしてしまうと取り返しのつかないことに
なるかもしれません。
ただ、車の運転が生活に必須という人もいるはずです。
とくに地方では車社会となっているところも多いです。
そのような地域では、
うつ病だからといって簡単に運転を諦めるわけにはいきません。
できれば家族に協力を求めるといったことが有効ですが、
うつ病者自身で運転が必要なときには、
”自分の体調を今一度確認する”
”必要に応じて近くの駐車場などで休憩を取る”
といったことを意識してください。
私自身は、うつ病者だからといって安易に運転免許を
停止すべきでないと考えています。
私のところに相談にくるうつ病者の中にも、
運転免許の停止に不安を感じている人は多いです。
免許の更新時に無理矢理停止処分とならないよう、
日頃から運転には気をつけるようにして下さい。
自分自身の判断で運転を自粛することができるという状況であれば、
医師も「運転免許の停止は不要」と判断する可能性が高くなります。
医師が運転可能と判断すれば免許停止は免れますので、
日頃の運転から安全を意識するようにしてください。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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