うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

医師が診断書を断る可能性について、社労士が語らないのはなぜか?


From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
障害年金の手続きにおいて、
診断書の作成は最も重要なことの一つです。
この診断書の内容次第で障害年金の結果が変わることも
少なくありません。
しかし、医師の中にはこの診断書の作成を拒否する人もいます。
私の経験では、
診断書の拒否まではいかなくとも作成を渋る医師の割合は、
約20%です。
つまり、5人に1人は診断書の作成に難色を示されるわけです。
そして、この重要な事実を障害年金専門の社労士の多くは
情報発信していません。
なぜこの重要な事実を伝えないのか?
その理由を考えてみました。
【理由①:余計な不安を煽りたくないから】
おそらくこの理由が一番大きいのかもしれません。
多くの医師は診断書を依頼すれば承諾してくれます。
一部の障害年金に非協力的な医師、理解のない医師の存在を強調して
障害者の不安を煽るのはいかがなものか、という考えもあります。
しかし、頼りにしていた医師が診断書を拒否し、
ショックで症状が悪化してしまったうつ病者を
私は何人も見てきました。
それならいっそ、事前に診断書を断られる可能性があるという事実を
事前に知っておいた方がショックが少ないと私は考えるのです。
その方が、改めて診断書の作成をお願いするにしても
別の病院に転院するにせよ、気持ちを切り替えるのが早くできます。
だから私はホームページやブログ記事などを通して、
時折医師が診断書作成を拒否したエピソードなんかを話しているのです。
【理由②:診断書作成を拒否するのは精神疾患の人が多い】
身体障害の場合は障害年金の基準が明確なため、
患者が障害年金の対象となるかを判断するのは比較的容易です。
なので医師も障害年金の基準を満たしていれば
基本的に診断書を書いてくれます。
しかし精神疾患は日常生活や就労状況が大きな判断基準となるため、
障害年金の対象となるかどうかの判断が難しいのが特徴です。
医師は普段の問診では日常生活の状況は細かく聞きませんので、
患者の日常生活状況を軽く判断しがちです。
軽いと思っているから診断書の作成を断ることも多いのです。
このことと社労士が医師の診断書拒否を語らない理由は関係あるのか?
もちろん、あります。
ほとんどの障害年金社労士はすべての病気やケガに対応しています。
そのため精神疾患ばかりサポートしているわけではありません。
診断書を拒否する医師は精神疾患で多いが、
多くの障害年金社労士は精神疾患以外もサポートしている。
そのため、”精神疾患特有の医師の診断書作成拒否”という状況を
あえて伝える必要もないということです。
私が医師の診断書拒否問題を時折取り上げるのは、
私が「うつ病に特化した障害年金社労士」だからです。
このあたりが他の障害年金社労士さんとの私のスタンスの違いであり、
全国障害年金パートナーズの強みでもあります。
まぁ、うつ病に特化している分、身体障害などは弱いですけど・・・。
とまぁ、あまり診断書が拒否されるケースがあるという事実を知らない
うつ病者の人もいるため、現実をありのままにお伝えしました。
事前に想定していれば何かあっても大きなダメージを受けなくてすみます。
もちろん、私たちがサポートする場合は
診断書を拒否されたときには改めて診断書をお願いしたり、
別の医師を探すためのアドバイスなんかもしていますので、ご安心ください。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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