うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

警察官とうつ病・障害年金


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From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
警察官の仕事って大変ですよね。
犯罪の捜査や交通法規を守るというイメージが強い職業ですが、
様々なストレスが襲ってくる仕事でもあります。
酔っ払いの対応もしますし理不尽な事も言われます。
仕事によっては長時間の連続勤務というのも当たり前です。
時折警察官が逮捕されるという報道もあり、
警察官に対する風当たりが強くなっているのも
ストレスが増える要因の一つでしょう。
そのような環境ですので、うつ病を発症する警察官も多いのです。
しかし警察官という仕事は単純作業ではありませんので、
健康状態を維持していないと中々勤まりません。
結果、うつ病を発症して完治できなかった警察官の多くが
退職することになります。
退職後、療養に専念して別の仕事に就職できればまだ良いです。
しかし、うつ病は長期の療養を必要とすることが多く、
再発しやすい病気の一つでもあります。
そんなわけで、うつ病で警察官を辞めた後
長期間社会復帰できないで過ごす人も少なくありません。
でも安心してください。
そのような人のために障害年金という制度があります。
長期間働くことが難しいようであれば、
いくつかの要件を満たすことで障害年金を受給することができます。
障害年金を受給できれば、
ある程度の経済的安心を手に入れることができるでしょう。
しかし残念なお知らせもあります。
警察官時代に初診日がある人の障害年金は警察共済組合が審査するのですが、
警察共済組合はかなり厳しい基準で障害年金を判断します。
なぜそんなことが言えるのかですが、
私が実際に手続きして実感しているからです。
厚生年金や基礎年金、その他の共済組合であればほぼ間違いなく2級になる
はずの人が3級と認定されたのです。
現在審査請求をしているところですが、
こちらの主張を認めてくれるかは何ともいえません。
共済組合は独自に障害等級を決定しているので、
他の共済組合や障害厚生年金、障害基礎年金の認定基準と
乖離が生じることがあり得るのです。
実際、警察共済組合は厳しめの基準で判断していましたが、
これを覆すのは中々骨が折れます。
先日審査会で意見陳述してきたのですが、
こちらの主張には一定の理解を示してくれたものの
「他の請求者との公平性の問題もある」
と審査員が言っていたのを覚えています。
つまり、こちらの主張の正しさは認めつつも
これまで警察共済組合が行ってきた他の人たちへの審査もあるので、
その人たちとのバランスを考えて結果を出さねばならないということです。
たしかに私の主張を認めてしまうと、
これまでも2級になるべき人を3級にしていたということになりますので、
難しいところです。
現在障害年金の専門家検討会により障害等級のガイドラインが作られていますので、
これにより警察共済組合の審査基準が他の共済組合や基礎年金、厚生年金と
同じようなものになることを期待します。
というわけで警察官がうつ病で障害年金の請求を行うのはとても難易度が高い
と言えますので、障害年金専門の社会保険労務士に協力を求めることを
お勧めします。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


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