「ブラック求人」によるうつ病発症を防げ! | 社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
From:宮里竹識
下北沢のオフィスより、、
求人内容が実際の労働条件と大きく異なる「ブラック求人」による
トラブルが増えています。
厚生労働省の調査によると、
ブラック求人に関する相談数が年々増えていることが分かります。
2012年度:7783件
2013年度:9380件
2014年度:12,252件
ブラック求人による被害は増加の一途を辿っています。
これは、ハローワークに虚偽の求人を出したとしても、
行政指導されるくらいで大した罰則がないのも
ブラック求人が増え続ける理由の一つではないでしょうか。
厚労省の有識者会議でも、
労働条件を偽った求人をハローワークや民間の職業紹介事業者に
出した企業と幹部に対し、懲役刑を含む罰則を設けるべきとする
報告書をまとめています。
休職者はハローワークや職業紹介会社の求人票を見て
就職を決めます。
この求人内容が虚偽であるなんて、許されないことです。
残業はほとんどないと求人票にあるのに
実際は毎月100時間を超える残業が発生する会社もあるのです。
そのようなブラック求人の被害にあってしまうと、
うつ病のリスクも当然高くなります。
私たち全国障害年金パートナーズに障害年金を依頼する人の中にも、
最初聞いていた話と違い、多大な残業を行ったことでうつ病を発症した
という人もいました。
このようなブラック求人は許されてはいけません。
当然罰則も厳しくすべきです。
一回目は厳重注意、
二回目は企業名公表、
三回目は経営者の逮捕、
くらいまでやっても良いかと思いますが、あなたはどう思いますか?