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”厳しく育てた息子がうつ病に”、あなたはこの新聞投稿をどう思いますか?


From:宮里竹識
研究学園のスタバより、、
読売新聞の投書欄によせられた投稿が、
一部で話題となっているようです。
まずはこちらをご覧ください。

70代の男性。
30代の息子がうつ病と診断されました。
私の言葉の暴力が原因だと言われショックです。
息子は気が弱く優しい性格です。
立派な大人にするために、子どもの頃は剣道、水泳を習わせ、
家庭教師をつけました。
息子のためと思い、逆らうとたたいたり殴ったり厳しくしつけました。
おかげで一流企業に勤めています。
悪いことをしたとは思っていません。
子は親に従い、妻は夫に従うべきだと思います。
先日、息子が「会社に行くのがつらい。休職したい」と言うので、
「うつ病など根性がたるんでいる」と言いました。
息子は
「もう追い詰めないで。母さんにも同じことしないでほしい」
と言います。
本人のための助言を、言葉の暴力だと言われるのが理解できません。
家族への接し方が間違っていたとは思いません。
ぜひ、専門家の方に助言をいただきたいです。
(東京・D男)

 
この投稿、あなたはどう感じましたか?
ネットで上では非難の声が相次いでいるようです。
私個人は、
部分的には理解できるが
やはり間違っていると感じます。
部分的に理解できる点は、
子どもを厳しく育てたという部分です。
子どもはどうしたって周りの影響を大きく受けて育つのですから、
一番身近にいる大人である親が厳しく育てる必要があると思います。
子どもが悪いことをしたときには、
しつけのためにげんこつをくらわすのもやむを得ないでしょう。
あまり甘やかしてしまっては、
ワガママな性格になるだけでなく
打たれ弱い大人になってしまうことも心配です。
社会に出れば自分の思うようにいかないこと、
理不尽な事がたくさんあります。
これらを乗り越えるために、
ある程度強い心をもつことが必要になります。
心を強くするためには、
親の厳しい教育が大切だと思います。
もちろん、子どもがトラウマになるような暴力や虐待はダメですよ。
さて、今回の新聞投稿に対して
厳しく子どもを育てたことについては賛同したものの、
やはり結論としてはこの投稿者の考えは不適切と感じます。
なぜなら、
子どもが親のしつけを暴力と感じており、
うつ病にまでなっているからです。
育児には絶対的な正解というのはありません。
どんな立派な教育論をもっていても関係ありません。
子どもが大人になったときに
親の教育に感謝できれば成功、
そうでなければ失敗なのです。
今回の投稿者の場合、
子どもはうつ病にまでなっているという結果を考えると
親である投稿者の育て方が不適切だった可能性が高いと思うのです。
もちろん親以外の要因もあったでしょう。
でも、親なら子どもの成長に対して
良くも悪くも責任があるのではないでしょうか。
厳しく子どもを育てた結果、
人の痛みが分かる大人になるかもしれませんし、
人と話をするのが苦手な大人になるかもしれません。
何が正解かは結果が出るまで分かりませんし、
一人一人に違った答えがあります。
だから子どもを育てるというのは難しく、
そして尊いのです。
私にはまだ子どもはいませんが、
子どもができたら礼儀やマナーには厳しくしようと思います。
人の痛みに気づける人間になってほしいのです。
また、学校の成績は数学と国語がある程度できれば、
その他の教科が悪くても気にしません。
あとはお金についての考えを教えたいと思います。
そのあたりさえできれば
あとは子どもの自由にさせます。
さて、あなたは子育てについてどのような考えを持っていますか?
絶対的な正解・不正解というのはありませんが、
考え続けることが大切だと思います。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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