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一人暮らしと家族が同居、うつ病になりやすいのはどっち?


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一人暮らしをしている人と、家族と一緒に生活している人、
どちらがうつ病にかかりやすいと思いますか?
中々難しい問題ですよね。
一人でいるのは寂しいという人もいれば、
家族と生活するのは鬱陶しいと考える人もいます。
絶対的な正解を出すのは難しいですが、
フィンランドで行われた実験によると
一人暮らしの方がうつ病になるリスクが高いそうです。
しかも、家族と暮らしている人に比べて80%もリスクが高いそうです。
イギリス公共放送局BBCによると、
次のような調査が行われたとのことです。
フィンランド人3,471名(男性1,695名、女性1,776名)を被験者として、
抗うつ剤の使用について調査しました。
調査は2000年から2008年まで行われ、
その期間の被験者らの生活スタイルに関する情報が収集されました。
例えば、一人暮らしかどうか、喫煙や飲酒の習慣、所得、教育水準、
職場での地位や住宅状況、人間関係、職場風土などです。
これらの膨大な情報から、
一人暮らしの人はそうでない人よりも抗うつ剤を買う率が
80%も高いということが分かりました。
では、どうして一人暮らしをするとうつ病のリスクが高くなるのでしょうか?
研究者によると、
誰かと一緒に生活していると精神的なサポートがあったり、
人とつながっていると感じたりすることがある。
また、他者と生活をともにすることでうつ病の予防となる要素を
得やすいからではないかと説明しています。
別の見方をすると、
一人で生活していると孤独を感じやすくなります。
そして、孤独が人に与えるストレスは非常に大きなものとなり、
うつ病を発症させるリスクも高まるということです。
だからといって、
うつ病リスクを下げるために家族と同居すればよいかというと、
そう簡単な話でもありません。
家族が遠方にいたり、死別していることもあります。
また、家族との関係が良好といえないケースもあるでしょう。
そのような状況で無理に同居したとしても、
余計なストレスが増えるだけかもしれません。
大切なのは、孤独から離れることです。
家族でなくとも話し相手がいる、自分の感情を吐き出せる人がいる
という環境に身をおけているかです。
直接話ができなくても
FacebookやTwitterやGoogle+やLINEといった
コミュニケーションツールも今は充実しています。
うつの症状が悪化するとコミュニケーション自体が困難になることも
あるかもしれません。
そのようなときには医師のカウンセリングや投薬治療が必須ですが、
「孤独を遠ざける」ということも意識してはいかがでしょうか。




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