うつ病による障害年金専門の社会保険労務士事務所

うつ病の人は他人と話をするのを嫌っていますよね。残念、それは間違いです


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うつ病の症状として、気分が落ち込み様々なことに対して
意欲が低下するというものがあります。
このような症状から、
うつ病者は他人と話をすることを拒絶していて
一人で閉じこもっていると思っていませんか?
実はそんなことはありません。
アメリカの心理学者、マッコーネル博士が面白い実験を行いました。
【実験内容】
64人の大学生に33枚の性格カードを見せて、
「あなた自身のことを表しているカードを選んでください」
と言ってカードを選ばせた
※性格カードには、やさしい・真面目・正直者・冷たい・神経質だ
といったことが書かれています。
※性格カードは何枚選んでも大丈夫。
【分析】
64人の大学生の性格傾向なども同時に分析した結果、
自分を表すために沢山の性格カードを使った人ほど
抑うつ状態に陥りやすいということが分かりました。
【結論】
シンプルな人ほどうつにかかりにくく、
逆に自分について事細かに語る人ほどうつ病の危険性が上がる。
ストレスをため込んでいる人ほど自己紹介や悩み相談などをきっかけに
多くのことを語り出します。
一方、普段からストレスを吐き出せている人はあまり多くのことを
語る必要がないのです。
これは、私が障害年金のヒアリングをうつ病者にしていても
同じように感じます。
私たちは、障害年院のサポートを行う前に、
直接お会いしてまたは電話で打合せを行っています。
内容的には1時間もあれば十分なのですが、
実際には2時間から3時間かかることもざらです。
病気の症状や障害年金の要件を確認していくうちに
話がどんどん広がっていくのです。
とくに、仕事と家庭の話についてたくさんのことを
語ってくれる人が多いです。
傾向として、沢山語る人ほど普段人と話をしておらず、
趣味などでストレスを発散することもしていないという方が
多いようです。
このようにストレスを抱えている人へは、
「話を聞くこと」
が一番効果的です。
ときおり「問題を解決してあげよう」とする人がいますが、
逆効果となることがあります。
問題解決よりも話を聞くことの方が、この場合は重要です。
私は医者でもカウンセラーでもありませんが、
話を聞くことは本人の心理面に良い影響をあたえていると感じます。
相談に来たうつ病者から、
「話ができてすっきりした」
「ずっと不安だったけど、どうしたらよいか分かった」
といった嬉しいコメントをもらうことがあります。
また、同席したご家族も、
「普段はまったく話をしないのに・・・」
と驚くことも少なくありません。
ただ、長時間話をすると疲れやすい人も多いので、
途中で休憩を挟んだり、こちらで話を整理したりといったことも
状況に応じて行っています。
やはり、ストレスの溜め込み過ぎは病状を悪化させます。
自分自身がストレスを溜め込んでいると感じたら、
周りの人とのコミュニケーションのなかで
小出しに吐き出してください。
ポイントは、
「否定ばかりにならないようにする」
ことだと思います。
否定的な話ばかりだと聞いている方も疲れたしまいますので…。
また、趣味に打ち込むことができれば、
そういった行為もストレス発散になるので積極的に行いましょう。




【俳優】竹中直人さんと宮里が対談しました!


俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。

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