俳優の竹中直人さんが所長を務める経済番組に取材されました。
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睡眠不足はうつ病のリスクを高めるというのは
時折聞く話です。
では、逆にたくさん寝ているとうつ病になりにくいのでしょうか?
ワシントン大学Nathaniel Watson准教授は
1700人強の双子の成人を対象に睡眠時間とうつ病の関係についての
調査を行いました。
その結果、
1日7〜9時間の睡眠をとっていたグループの27%がうつ病の症状に
対する影響が現れ、1日5時間しか睡眠を取っていないグループは、
影響が倍近い53%となりました。
一方、10時間も睡眠をとっているグループも49%と高い値を示しました。
この結果から、「睡眠時間が短くても過剰に長くても、うつ病状に関する
遺伝子が活発化されるようである」とNathaniel Watson准教授は
説明しています。
やはり、うつ病の治療には適切な睡眠時間というのも効果的といえます。
1日7〜8時間が適切な睡眠時間だと言われていますが、
日本人の30代の睡眠時間は平均6.3時間と少なめです。
仕事が忙しくてあまり寝る時間がない
という人も多いと思います。
私自身、障害年金専門の社会保険労務士として開業する前は、
睡眠時間は4〜5時間位でしたので、
早く寝た方が良いと伝えても説得力がありません。
また、自分自身の成長のためにも、
限界までがむしゃらに働く時期があっても良いと思います。
ただ、「無茶をする期間を決めておく」ことが重要です。
ここまでは頑張ると決めて入れば多少の無茶は何とかなります。
しかし、終わりの見えない過重労働は心身をむしばみます。
私は6年ほど1日15時間仕事に費やしている期間がありましたが、
社労士として独立するために自分をみがくための期間として
納得していたので耐えられました。
後半は体にも影響が現れていたので、
独立という目標がなければ倒れていたと思います。
仕事が忙しくて寝る時間がないというあなた、
いつまで無茶を続けるのか分かっているのであれば
このまま突き進んで下さい。
もしそうでないのであれば、
自分の健康と会社の業績のどちらが大事か考えて下さい。
自分なりの無茶をする明確な理由がないと、倒れちゃいますよ。
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