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うつ病患者に対して処方される、抗うつ薬(SSRI)以外の薬


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1.うつ病者には抗うつ薬(SSRI)だけが処方されるとは限らない


うつ病患者に処方される薬としては、
抗うつ薬であるSSRIが最も一般的だといえます。
しかし、うつ病の症状の程度や薬の効き方、回復までの期間などは
人によって様々です。
そのため、同じうつ病患者であっても
SSRIではない薬を処方されるケースも多いのです。
ここでは、SSRI以外に処方される薬について話をしていきます。
 

2.不安や焦りなどを軽減する抗不安薬


神経の高ぶりからくる不安や焦りなどの症状を軽くするための薬として
抗不安薬があります。
不安を和らげ精神を安定させるという意味では抗うつ薬と効果は
似ていますが、抗うつ薬に比べて効果が早く現れるのが特徴です。
そのため、抗うつ薬の効果が出るまでの間、
抗不安薬を併用して服薬するという方法がとられることもあります。
代表的な抗不安薬としては、
メイラックス、セパゾン、ワイパックスといったものがあります。
これらの抗不安薬は、不安や焦りを抑えるだけでなく、
適度な眠気をもたらすため、十分な休息が必要な時期には良い薬といえます。
私も働き過ぎの状態が続いていたころ、
不安が大きくなって止まらなくなったことがありました。
そのときはメイラックスを処方してもらい、
仕事量を少なくすることで短期間で回復することができました。
 

3.十分な休息をとるために、睡眠導入薬や気分安定薬も効果的


十分な休息をとるためには、質の良い睡眠が必要です。
質の良い睡眠をえるために睡眠導入薬を処方するのも効果的です。
この睡眠導入薬は、うつ病の回復が進んだ後、昼間に眠気が残らないよう
作用時間の短いものを使うことが多いです。
短時間作用型の睡眠導入薬としては、
ハルシオン、マイスリー、レンドルミンなどがあげられます。
また、うつ病発症直後など、不安や焦りや不眠といった症状が特に強い場合、
気分安定薬が効果的です。
主な気分安定薬として、テグレトール、デパケン、リーマスといった
薬が処方されます。
これらの各種薬はそれぞれ効能・効果などに特色があります。
また、人によって効きやすい薬や、逆に効果の薄い薬もあります。
いきなり最適な薬を判断するのは難しいのが現実ですので、
うつ病の治療においては症状・効果・副作用・治療経過などを見ながら
個別に判断していくことになります。
複数の薬を試していくということも必要でしょう。
主治医に自分の状態を適切に伝えることで
あなたに最適な薬を医師とともに見つけていきましょう。




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